フライス盤の送りネジをボールねじ化してみようぜっ!

モーターもデカくなった。

 

並行して実施したZコラム強化の成果もあり、鉄もかなりのペースで削れるようになった今、さて、いろいろガンガン製作したる!と思うのも無理のないこと。

 

まずは精密バイスに手をつけたのですがなかなか思うように行きません。

 

なにが?

 

ぜーんぜん精密に切削できないのです。

 

いや、今まで気にならなかった加工誤差が我慢できなくなってしまいました。

 

一番の理由はバックラッシュ。
二番目の理由がアリ溝をきつく追い込めないこと。

 

今回はコレを一気に解決します。投入機材はボールねじ。ボールねじは、たとえ廉価な転造ネジであっても台形ネジと比較してバックラッシュは極めて小、です。そして強力な推進力(低フリクション)により、アリ溝もきつめに調整することができます。

 

あとはダブルベアリングを組み合わせれば、恐らく実用上問題のないレベルまでバックラッシュを押さえ込めるでしょう。

 

最近依頼されるものも難易度が高めのものが多いのです。

 

ここは一発ご期待に答えるために気合入れましょうか!!

 

ということで、自作、野郎ぜっ!


ミニフライス盤の送りネジをボールねじ化してみようぜっ!記事一覧

まずはボールネジを調達します。これが結構高価です、ポンポン購入できる代物ではありません。ここはいつもの手段で丹念にオークションをチェック、運よく適切な長さの転造ボールネジを3本入手することができました。比較的廉価な転造ボールネジといえど、2本買えば2万円近くします。いやいや、精度向上のためならばこれくらいは必要経費・・・なのか?!ここで先に回答。これは必要経費です!これを入れて私のX-1はバケまし...

次はベアリングホルダ。せっかくボールネジを採用し台形ネジに比べてバックラッシュを削減させても、その取り付けにガタがあっては意味がありません。現行バージョンでは1つのベアリングにあえてスラスト荷重を受け止めさせ、発生したバックラッシュ(0.1~0.2mm)をTurboCNCに吸収させていました。この割り切りにより構造を簡略化させる効果がありましたが、ベアリングの構造、磨耗・変形によりバックラッシュが...

なんじゃこりゃーーーー!!ボールネジ取り付けブロック、沈め穴を削っている最中、X軸のボールネジを固定しているイモネジが緩みこんなありさまに・・・。ほったらかして工作室を出ていた私が悪いのですが。さて、どうしよう?これでお釈迦、というのもエコじゃありませんよね。「鉄ならでは」のハンダによる修正を試みます。

さあ大トリ(北島三郎?)のZ軸です。私の主軸は巨大モーターがオフセットされているという特徴(というか弱点)がありまして、その対策としてボールねじも少しオフセットさせて重心に近い位置に設置するようにします。とりあえずはボールスクリューマウントを切り出してゴリゴリ穴を開けて・・・とまあこんな感じ。例によって座繰り位置間違えて修正してあります。なさけない。無造作に穴あけてあるだけに見えますが、かなり設計...

現時点で取り合えず切削は可能な状態です。ここで己で己のパーツを削りつつ作業を進めることで、その品質を実感し高めて行こうという嗜好。前回作成した天高くそびえるZ軸ステッピングモーターユニット、G00で主軸を上下させますと長い軸がブレますので中間にベアリングを噛まします。ちょいちょいとコードを作成しておもむろに削ります。各軸バックラッシュは適当に0.05mm程度を指定して・・・。

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