極寒の地を関東の軽油で走ってみる!

いやいや、全然自作系の話じゃないんですけどね。

 

冬が近くなると時々聞きません??

 

「軽油が凍る」

 

ってハナシ。

 

そう、決まって秋も終わりになりかけるとJAF ○ATEに書かれるネタです。

 

・関東からスキーに行くときは注意しましょう!
・寒冷地と関東では軽油の種類が異なります!
・高速を降りたらすぐに給油しましょう!寒冷地用の軽油を混ぜて起きましょう!

 

なーんて書いてありますがあんまり実体験した人いないですよね・・・

 

まあ、ここにいるんですけど。

 

これ、大したネタでもないんです。

 

でも、実体験してみてかなり興味深い経験でしたので、同じワナに陥る方がこれ以上増えないようまとめておきます。

 

そう、

 

自戒の念を込めて。

 

注:今回は(も?)笑うとこない文章です・・・


忘れもしない某年年末。

忘れもしない某年年末。

 

家族旅行のため、とあるスキー場へ深夜の高速をひた走る私。

 

愛車はパリダカールを圧倒する性能を誇るパジェロ・・・の血を引く(ホントか?)デリカスペースギア。

 

デリカ好きのかんりにんは角目4灯スターワゴンから3台デリカを乗り継いでいます(スペースギア欲しかった!!)。

 

ワンボックスといえど走破性は高く、非常用に搭載しているスノーチェーンを

 

かれこれ12年のデリカ歴において一度も装着したことはないのです(タイヤはオールテレンだ)。

 

そう、雪道対策は完璧なはずだった。

 

発端は深夜12時。

発端は深夜12時。

 

間違いは目的地のインターを降りてからすでに始まっていました。

 

ガソリンスタンドが開いてねえ・・・。

 

真っ暗なワィンディングを2時間。

 

対向車もほとんどないような山道。

 

標高があがるに従いだんだん気温は下がる。

 

無事にホテルに到着するもその時すでにいやな予感はしてました、

 

「凍るかな?」

 

って。

 

でもかれこれ関東地域からスキーに行き始めて10年以上経つし、

 

軽油が凍ったっていう実体験は知人関連から聞いたことないし、

 

まあ、大丈夫だよね、と風呂に入ってその日は寝てしまいました。

 

翌日は楽しく久々のスキーを満喫したわけです(幹事の兄貴に感謝)。

 

楽しい数日間はあっという間に終わり、さあ帰ろうと。

 

もうこの時点で凍ってたんですね。

 

でも、気がつかなかったんです。

 

荷物を運び込むために駐車場から車を移動しても、気がつかなかったんです。


現象・・・

現象・・・

 

さて、2日間厳寒下に放置した車をこじ開けエンジン始動。

 

掛かりは悪いです、でもこれはいつものこと。

 

無事にエンジンが掛かりしばし暖気。

 

5分くらい、その間にタイヤの後ろを雪かきして通り道を確保して、ルーフの積雪を落して・・・

 

んでホテルの前に移動、荷物を積み込みいざ出発!

 

2時間のワィンディングに入るべく駐車場の出口を出ようとしたその時、エンジンが息をつきます。

 

咳き込むエンジン、

 

アクセルを開けても回転がツイてきません。

 

単車では時折体験するこの感覚、え、ガス欠?まさか。

 

燃料はまだ半分以上残ってるぞ??

 

燃料が残っているのにガス欠の症状。

 

そう、軽油が凍ったんです。

 

エンジンを掛けて30分経ってはじめて気がついたんです。

考察・・・

考察・・・

 

凍った原因は明らかです。

 

単に気温が非常に下がっていた、そこへ関東軽油の車を2日も放置したからですね。

 

不思議なのはなぜ凍って軽油が凍っていたはずなのにしばらくは動いていたのか?ということ。

 

推察するに軽油は「シャーベット状に」凍っていたと予想されます。

 

しばらくは凍り残っていた液体でエンジンは動いていたのでしょう。

 

そして30分後その液体を使い果たしガス欠になった・・・。

 

これは怖い、非常に怖い。

 

なんといっても凍ったことにすぐには気づかない。

 

タイミングが悪ければ駐車場を出てしばらく走って山道の中に一台、ガス欠状態で取り残される可能性があったということです。

 

深夜厳寒期であれば死にます。

 

これ、笑えません。

対処・・・

対処・・・

 

さて、こうなってはどなたかの助けが必要です。

 

私は兄に助けてもらえました。

 

お兄さん、ありがとう。恩人と呼ばせてください。

 

たぶん一生に一回のチケットを使っちゃったと思います。

 

さて、どなたかにガソリンスタンドに走ってもらいましょう、しかしここで買ってもらうのは

 

「灯油」

 

です。軽油じゃありません。

 

・凍った軽油に軽油を入れても溶けません。
・凍った軽油に灯油を入れると解けます。

 

そして軽油と灯油の混合油は問題なくディーゼルエンジンに使用できます。

 

(あ、問題ある。税制上は問題あります。今回は非常事態ということで許してください)

 

また近くにガソリンスタンドがなくても寒冷地であれば民家があれば軽油を入手することはできるでしょう。

 

入手した軽油を10リットルも注ぎ込み、恐らく繰り返したクランキングで燃料ポンプはエアを吸っている

 

でしょうから手動ポンプをついて、念をこめてセルスイッチオン!

 

これで無事に帰宅できるでしょう・・・

 

転ばぬ先の杖

キャンパーさんであれば灯油バーナーなんかも使うでしょうから、一つ持っておけばいろいろ便利かも。

まとめ・・・

まとめ・・・

 

はい、このハナシに落ちはありません^^

 

あえて言えば

 

スペースギアだろうが新品のタイヤだろうが運転手がおまえじゃ意味なし

 

ってことでした。

 

はい、反省します・・・

転ばぬ先の杖

軽油にもガソリンにも強い「ENEOSカード」。
最大リッター7円値引きはでかいです。
キャッシュレスでガスチャージできますからガス欠の可能性も減りますね。

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