浮き上がり防止バイスを作ってみようぜっ!④試運転と6面研削

【スポンサード リンク】


試運転をかねて。

バイスを固定するクランプ?を作ります。

 

手持ちの部材に、なぜかカドが楕円状になっているデンスバーがありますのでこの楕円を利用してクランプを作成します。

 

最近手に入れた、10mmのスローアウェイエンドミルで4つ一気に削りだします。このスローアウェイエンドミル、少々使い方にコツが必要ですがなかなかの切れ味と剛性です。アップカットだと打音が激しい、ダウンカットだとなぜか静かです。また刃が1枚ですから当然いつもの2枚刃のときより送りを遅らせないと駄目です。回転を上げる手もありますが、騒音が激しく住宅街では少々気まずい状況。


クランプ、できました。

できたものはこんな感じ。なかなかカチッとした出来に満足、満足。



設置してみました。

口金がありませんがこの段階で試験運用可能です。

 

とりあえずX-1CNCに設置・・・おお、なんかカッコいいぞ!!

 

これが元は鉄角棒だったとは思えません、うん、これはよい出来です。自分で褒めてしまおう!

 

これでボール盤バイスともお別れ。さらに小物作成は続きます。現在Tナット(いつの間にやら無くしたりで数が減ってますので)を作っています。自作バイスの使い勝手は上々、力が逃げないためなのか固定がとても楽です。

 

これは生産性あがりそう・・・というところでアクシデント!!なんとCNC制御用ノートPCがクラッシュ。電源が入らなくなってしまいました。ばらして組みなおすも復旧せず、直らないことは無いでしょうが、あまりに古いのでパーツが手に入るかどうか?手に入っても値段は?。代替機(Win98)を購入するか、それとも遅ればせながらMachに乗り換えるか、、、。悩みます。やっぱり、Machかなあ?


研削トライ。

・・・スミマセン、真鍮製の口金がもう組み付けられてしまっています。

 

なんで写真取り忘れたのだろう?いずれにせよ、5mmの真鍮の帯材を切り出して皿ネジであごに装着しただけです。せっかく2組ありますので1つの口金はピンカド、もう1つの口金は面を落とした状態で完成させようと思っています。

 

さてそれはともかく。

 

たまたま手元に転がっていたサーメットチップ(写真の左)を先日作成したフライカッターに仕込んで鉄(SS400)を削ってみたところ・・・


光るっ!

ってみたところこの光沢。

 

これはやるしかない、精密バイスの精密たるゆえん、「総研削仕上げ」の「ようなもの」!



セット・・・

双子バイスですから可能な限り寸法は合わせたいのです。

 

ということで写真のようにバイスをセット。フライカッターで慎重に慎重に切削します。回転数は1,800回転/分。・・・ということは周速は339m/s?だめだこりゃ、早すぎた!!このチップは周速100m/sで真価を発揮するとか、キチンと条件を合わせないとだめですね。切り込みは0.03mm前後。マイクロメーターで合わせます。送りはF150。

 

何度も、何度も繰り返し面を削っていきます。ちなみに前回クラッシュした制御用ノートPCのかわりにデスクトップを手に入れました。時代はWindows7or8だというのに98を購入する時代錯誤。・・・すでに中古店でも見つけるのは一苦労です。


研削中。

削りあがりの画像は恥ずかしいのでパス。

 

なんといいますか、面は出るのですが擦れたようなムシれたような不思議な面になってしまいます・・・このあたり、剛性の問題もあるでしょうし周速など条件の問題もあるでしょうし、なんともいえません。


表面仕上げ(誤魔化し)。

ということでシャイネックス軽く磨いて梨地にしちゃいました。

 

うん、少し風格が出てきたような?ビビリの跡はご愛嬌。2つ並べて高さを比べます。うん、ビシッとそろっています、OKOK。



研削は続く。

お次は側面です。

 

1つは面を出さないと同時面研ができませんので、まずは1つ1つ側面を削ります。

 

2面加工し終わったところでこんな感じ。細かい傷がアレですが、それっぽくなってきました。これ以上を望むなら、平面研削盤の自作しか、もう手はないのでしょう・・・。


無駄話。

これ、何かに似てるなあと思ったらアレだ4号駆逐戦車の戦闘室に似てるんだ!

 

ものすごく、どうでもいい!


【スポンサード リンク】

よく読まれています!



浮き上がり防止バイスを作ってみようぜっ!④試運転と6面研削 関連記事はこちら

浮き上がり防止バイスを作ってみようぜっ!①下ごしらえ(と失敗)

オークションにて格安で手に入れたSS400の磨き材。こいつを使用して、精密バイスを作製します。オリジナルのX-1ではちと手に余る相手ですが、ビッグヘッド君ではどうなることやら。どうなることやらといえば、バイスをナマ材で作っていいのだろうか?普通はSC(炭素鋼)ですよね。

≫続きを読む

浮き上がり防止バイスを作ってみようぜっ!②基本パーツ

とはいえ作業風景は変わりません。変わりませんが、部材の設置から位置出しを慎重に(正しいツールを使用して)実施するだけで工作成果は大きく変わってきます。そしてもちろんボールスクリュー化された愛機X-1CNC-BigHead-Ball screw ver.(長い)、バックラッシュは極小、テーブル動作も滑...

≫続きを読む

浮き上がり防止バイスを作ってみようぜっ!③浮き上がり防止機構

アゴ加工のトリはピストンピン・・・じゃないや、これなんていうんでしょう、アゴピン?の貫通穴加工です。X-1はこのクラスのマシンとしては珍しく最大M10の直装コレットが標準装備されていますが、今回開けたいのは12mmなので残念ながらドリルチャックでの保持となります(ちなみに我が家のボール盤&私の腕では...

≫続きを読む

浮き上がり防止バイスを作ってみようぜっ!④試運転と6面研削

バイスを固定するクランプ?を作ります。手持ちの部材に、なぜかカドが楕円状になっているデンスバーがありますのでこの楕円を利用してクランプを作成します。最近手に入れた、10mmのスローアウェイエンドミルで4つ一気に削りだします。このスローアウェイエンドミル、少々使い方にコツが必要ですがなかなかの切れ味と...

≫続きを読む

浮き上がり防止バイスを作ってみようぜっ!⑤完成

最後の仕上げです。安直にディスクグラインダの研磨用ディスクを装着。60番⇒80番⇒120番、そして・・・

≫続きを読む

美しい・・・こういうの削れるようになりたいですねえ。


まさにお手本です!
どこを掴んで、どこから削って・・・工程を想像するだけでも楽しいですね。本当にかっこいいスマホケースってないですから。


ご質問はこちらから!


以下のアイコンをクリックしメールフォームを開いて頂けますと幸いです。
恐縮ながら、加工ご依頼は一時受付を停止させて頂いております。再開の予定は未定です。

最新記事

始める前の初歩の初歩

CNCにチャレンジ

工具・ツール類の自作

バイクパーツの自作

ご依頼品の製作

その他いろいろ


PAGE TOP