サイドカット。

メス部分のサイドをカット。

 

私にしては珍しく、CNCではなく手動で切削してみました。10mm超硬エンドミルのピンカドが欠けてしまったものを、生きている側面の刃を使用して一発カット。最後にベルトサンダーでヘアライン仕上げに(手抜き)。

 

マイクロメーターで両面の平行度を完璧に仕上げます。ここが狂っているとみっともないですからね。



ジブ。カミソリとも言います。

次はアリミゾに噛ませるジブ。

 

切りやすくてちょうどいいサイズの板材、ということで2017Sのアルミを使います。ここ、真鍮にすればワンポイントカラーできれいだったのでしょうけれど手元にありませんでした。

 

メタルソーでザクザク切ります(ちょっと怖いです、メタルソー苦手)。



ジブ磨き。

怖がった割にはあっさりと完成したジブ。

 

2017Sでホントにいいのか、という問題はありますがフライスのテーブルのように擦動しまくる場所ではありませんし、まあいいのでしょう。

 

主軸の垂直がきっちり出ており、それなりの剛性がありますのでジュラのような切削が容易な材料ならば便利なツールですねメタルソー。軽く砥石で撫でるだけで綺麗な面になります。



ジブ完成。

組み合わせるとこのとおり。

 

ジブを抑えるネジを切って、次はいよいよ微動送り機構の作成です。

 

先輩諸氏は皆さん0.5mm送りの送りネジそしてそれ様のタップを自作されていますが私にはそんなことはできません、できませんので例によって手抜き方法をご紹介致しましょう! 次回、請うご期待!(というほどのものではない)



スライド調整機構。

では、アリ溝を完成させてしまいましょう。

 

スライドは3本の4mmイモネジで固定します。左右が与圧の調整、中央がロック用。ケガいて穴あけ・・・ではなく、CNCをプロッタ代わりに使用して正確に位置決めします。ズレるとかっこ悪いですからね。



ロックボルト用ねじ切り。

タップも可能な限り垂直に立てるよう、細心の注意を払って・・・ここでも精密バイスが活躍します。

 

あ、なんとなくこのセクションから画像をワンサイズ大きくしてみました。


ケガキ。

ジブに青ニスを吹き付けて、いったん組み付けます。

 

キツめにイモネジを締め付けてから分解すると・・・


痕跡。

このとおり、跡が残ります。


スライド調整機構完成。

この跡をドレメルとボールバーで凹ませればこれでアリ構のパーツはすべて完成です。


スライド機構、完成

もう一度組みなおして、ジブの余分な部分を切り落としてから軽く整形すればこうなります。

 

各部の平行・垂直が精度よく加工できたので、ぬるぬる動く滑らかなアリ構を作ることができました。組木細工作ってる気分。


関連記事

自作野郎bot
筆者お勧めの逸品