ボーリングヘッドを自作ってみようぜっ!④微動送り機構その2

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送りダイヤル。

ダイヤル部を20mm快削材より削りだします。

 

なかなかこのあたりの機構が理解できず苦労しましたが、たぶんこんな作りなのでしょう・・・

 

このダイヤルの外周と、ボーリングヘッド本体メスに彫った径18mmの穴はビシッと寸法が合っている必要がありますので外周切削は特に慎重に。最終的な擦り合わせはペーパーのひと撫でで行いますが、ダイヤルゲージをセットしてコンマゼロmm単位の削り合わせを行います。


送りネジ用ネジ穴。

最後にダイヤル内側からネジ穴を開け、外側からは径7mmの穴を開けておきます。

 

小物ですが結構手が掛かります。最終的には目盛りも切らなくちゃいけませんし。




部品揃いました。

できた部品を並べます。

 

右奥がバイテックの例の精密ずん切り(?)、手前中央が製作画像は省略してしまいましたがステンレスキャップボルトを加工して作成した六角穴部品。径7.02~05mmくらいに仕上げています。

 

手前右が先ほど削り出したダイヤルですね。


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微動送りダイヤル完成。

ダイヤルに六角穴部品を圧入し(中華製1万円プレスを使用)、バイテック精密ずん切りと組み合わせると、微動送りダイヤルの仮完成です。

 

あとは目盛りを切るだけですがこれは後回し、なにかいい手はないかな(めんどくさい)。


かみ合わせ溝。

次にボーリングヘッド本体オス部品に溝を切ります。

 

この溝が微調整ダイヤルと噛み合って、メス部品を移動させるわけです。ここは擦動部ですのである程度の遊びは必要ですが、可能な限りぴったり噛み合うように仕上げます。こういう切削はCNCではなく手作業です。

 

ちなみに手持ちの細いエンドミル(4mm)がハイスしかなかったのでそれを使いましたが、快削材であればハイスでもかなりの面精度で削ることができました。monotaro超硬の大ファンでしたが、快削材を使うなら今後はハイスでもいいのかな?

 

エンドミル研磨機もチャレンジしたいです、ハイスなら研ぎやすそう。


それでは、

はい、ようやく部品が揃いました。

 

では組み付けましょう、ダイヤルとヘッドメスの穴がキチキチ、油を入れて擦り合わせます・・・使い込むうちに馴染むでしょう、さーて仕上がりは?


組み立て・・・

はい、それでは組み合わせます!

 

ボーリングヘッドメスにカミソリを入れヘッドオスを挿入、あわせて微動送りダイヤルをねじ込みつつダイヤルとオスの溝を合わせ・・・結構タイトな作りです。


微動送りダイヤルを回すと・・・

微動ダイヤルを六角レンチでクリクリねじ込むと、おお、カチッと組み合わさりました(当たり前だ)。

 

しかしこのように精密な組み合わせのパーツは初めて作りました、正直結構、楽しいです。




ばっちり!

ワクワクしつつねじ込むとこれが中心位置かな?

 

ダイヤルもあるべき位置にストイックに収まっています、この「機械部品」感がたまりません(おかしい?)。


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ようやく仕組みが理解でできました。

実際に使用する際はさらにねじ込むわけですね。こういう仕組みだったんだ・・・。

 

とりあえず今週はここまで。


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美しい・・・こういうの削れるようになりたいですねえ。


まさにお手本です!
どこを掴んで、どこから削って・・・工程を想像するだけでも楽しいですね。本当にかっこいいスマホケースってないですから。


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