準備。
ではカップリング自作に取り掛かります。が。
いろいろカップリングの自作方法を悩んでみたのですが、ここは以前購入してまったく活用していないロータリーテーブルを使用することに。ロータリーテーブルにスクロールチャックを装着し、そこにカップリングのタネを固定するのです。
(カップリングじゃない)材料の切り出し。
その、「ロータリーテーブルにスクロールチャックを装着」するためのアタッチメントを作成します。
まずはX-1CNCをプロッタ代わりに使用して(便利です)正確な位置に穴を開け、周囲を荒削り。
アタッチメントの制作。
その後周囲を旋盤できれいに削り、ナットの沈め穴(キャップボルトの沈め穴にあらず、ナットの沈め穴は大きいので加工にはCNCフライスが必要です)を開ければ完成です。簡単な工作ですが、正確に削らないと後に泣きを見るので慎重に。
アタッチメントの完成。
ちなみに材質はそこらに転がっていた5052の15mm厚。この板、15年前に購入した部材なのですがようやく日の目を見ることができました。
しかし、確か私はカップリング作ってるはずですよね。
合体!
出来上がったアタッチメントを使用してロータリーテーブルとスクロールチャックを連結します。
うーむ。合体ロボのようになってきた。
次回はカップリングを自作します。明日作業できるかな?
カップリング、作ります。
昨日組み合わせたロータリーテーブルとスクロールチャックを、X-1CNCのクロステーブル上にセットします。ご覧のとおり、X-1のサイズでは限界の組み合わせです(自作のすり割りカッターホルダがでかすぎるのが悪いのですが)。
ヘッドをここまで高く上げると決して太くはないコラムがどこまで振れるかそれはもう楽しみで楽しみで・・・
写真の背景がごちゃごちゃで恐縮です。あんな切粉がかかりそうなところに電気ドラム置いちゃいけません。
芯出し。
スクロールチャックの芯出しを行います。
久しぶりにマイクロメーターを引っ張り出しました。コンマ0.1mmまで追い込んであきらめました。
機械の精度と強度に限界がありますから、可能な箇所にできる限りの努力を行い精度を上げます。いや、上げたいと思います。
うん、上げられたらいいな。
(カップリングの)材料の切り出し。
では改めてカップリング自作に取り掛かります。
とりあえず例によって手持ちの材料で進めます。転がっていた(ホントに転がってるんです)2017Sの20mm丸棒を適当な長さで切断します。
いざ、削らん。
それでもってスクロールチャックにがっちり固定します。