GPZ900Rのフロントアクスルシャフトを直径20mmに強化してみようぜっ!①作成

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あらかたできちゃってるんですが。

今回はZXR750のフロントホイル、アクスルシャフトを流用します。

 

わたしが実際に行なった手順を追ってご説明致します。

 

注:今回は加工手順ではなく加工品の説明が中心となります。したがってバイクのカスタムに興味がない方はまったく意味不明のページ構成となっております・・・

 

さて、これが「フロントホイールのない状態でアクスルを構成するパーツを取り付けてみた図」です。なかなか見る機会がある光景ではありません。

 

なんといっても200kg超のマシンのフロントを支える重要なパーツです。一度この状態で寸法を確認します。フロントアクスルシャフト(以降アクスルシャフト)を軸に正面向かい合って左から

 

カラー(R)
ベアリング(R)
ディスタンスカラー
ベアリング(L)
カラー(L)
アクスルシャフト・ナット

 

という構成です。本来はカラー(L)の代わりにメーターギアが入っているわけですが、これはすでに排除されていますね。

 

単純なカラーであれば自作できます、しかしメータギアは焼きの入っているギアが格納されているため加工できません。フロントホイルはZXR750のリム幅3.5インチのものを使用すると900R、ZXR750のメータギアはそれぞれ寸法的な理由で使用できません。

 

この時点ですでに間違いを犯しているのですがそれはのちに。


アクスルシャフト。

まずはアクスルシャフトから。

 

このシャフトはZXR750(89年式)のシャフトを流用します。太径部を22.8mm削ります。ここが太さはフロントまわりの剛性にダイレクトに影響します、太いアクスルを組み込んだ時の加工誤差で強度を落としては意味がないので1/20mmまできっちり追いかけます。



ネジ部。

さらに全長を7mm詰めます。

 

ねじ部を旋盤で延長し、先端を7.0mm詰めます。ZXR750のフォークピッチは210mm、それに対して900Rは200mmですのでこのような作業が必要となるわけです。


アクスルナット。

アクスルのナットです。

 

これも太径部を22.8mmに切削します。これでシャフトは完了。構想・採寸が大変なわけで、加工そのものは容易です。


カラー。

カラー左右です。

 

内径20.0mm。外径29.0mm(シールとの干渉により決定)。長さはRが19.0mm、Lが27.0mm。そうです、1枚目の写真は左右カラーを同じ長さで作ってしまっていたのでした(ホイールのベアリングはオフセットされているのだ)。同じく剛性を維持するために慎重に長さをキメます。それぞれ外端側には逃げを作っておきます、深さ2.0mm、幅2.0mmでいいでしょう。



カラー作成風景。

20.0mmの穴を開けるにはなかぐりバイトを使用してもいいのですが、数を作るのがつらいのと精度が維持できないことから私は20.0mmのドリルを使用します。


切粉製造大会。

この時に活躍するのがテーパードリル。低回転で一気に開けます。キリコでこんな大騒ぎになりますが・・・。

 

中繰りでゴリゴリやる時間と手間を考えたら、中古でいいですからテーパードリルを集めたほうがよいです。



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極圧潤滑剤。

金属の二面の間の摩擦、摩耗の減少、焼付の防止のために潤滑油に加えられる添加剤。極圧という言葉が示す通り、摩擦面の接触圧力が高く油膜の破断が起こりやすい状態でも、潤滑状態を維持します。

で・・・あれ、これひょっとしてアリ溝に使えるんじゃない?そう、使えたんです!

グリスタイプはコチラ。


スプレータイプはコチラ。


ぜひ、試してみてください・・・驚きますよ。

金属表面を変質させるタイプの潤滑材です。使用は自己判断で。

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