フライス盤にC軸(A軸)を追加してみようぜっ!
通常、我々が手にすることができるフライス盤はX,Y,Zの3軸ですね(主軸は数えません)。
たいていの場合はこれでコト足りてしまうのですがl、どうしても作業場段取りを考えるともう無花果・・・ちがう、一軸欲しくなるときがあります。
フライス盤暦も長くなってくると、ロータリーテーブルのひとつやふたつ持つことになりますが、このロータリーテーブルの動きを数値制御、つまりNC化しましょうというのがこのテキストの目的です。
とはいえ、我々が利用するようなプライベーターが手に出来るCAD、CAMでは本当の意味での4軸加工は難しく、所詮は3軸加工で間に合うものをいろいろな理由で4軸にて行うに過ぎないんですケド。
いろいろな理由てのは、後で触れます。
なんでCなの?Aじゃないの?という、まるで1990年代に初めてハードディスク起動のPCを手にした電子少年のようなことを言うアナタ、あなたの疑問はもっともです。
- X軸に並行に回転軸を持つ追加軸をA軸
- Y軸に並行に回転軸を持つ追加軸をB軸
- Z軸に並行に回転軸を持つ追加軸をC軸
と呼ぶから、だそうです(掲示板で教えて頂きました)。今回はレコードのターンテーブル(見たことないヒトも多いだろな)のように回したいのでC軸です。
とはいえ、ロータリーテーブルの固定向き次第でAにもBにもCにもなるんですけどね。
ではおっぱじめます。