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ダイスホルダを作ってみようぜっ

アマチュア旋盤愛好家(腕はプロ級の方多し!)の方々は必ず製作するというダイスホルダ。

 

いくら旋盤でネジが切れるからといって、小さい規格ネジはダイスで切ったほうが早いですし楽です。腕だめし、腕磨きにもってこいのこのアイテム、すでに多くの方が製作され、ネット上でも公開されています。遅ればせながら私もダイスホルダを作成しました。

 

もちろん、ただのダイスホルダじゃあありません。今回は

 

・アーバー部含めてワンピース構造
・CNC旋盤による製作手順の制御

 

の2点を実現し、ちょいと一味違うダイスホルダを作ってみましょう。まあ、使い勝手はおそらく先輩諸氏のホルダと変わらないのですけれど。

 

先日作成したFL350-CNC最大限に活用してみたいと思います。ダイスホルダというよりも、FL350-CNCの使い方ご紹介、かな。


CNC旋盤でダイスホルダを作ってみようぜっ!記事一覧

まずはお絵かきから。フリーウエアとしての旋盤用CAMを手に入れることはできませんでした。ソフトウエア(だけじゃないな、全てにだ!)お金をかけたくない私はちょっと自己流の工夫をして、旋盤CNCのためのGコード生成にチャレンジします。ここで私見です。特にコンピューターの世界において自己流の技法追求は決してほめられるものではありません。それは壮大なリソース(お金、手間、時間)の無駄遣いになります。あらゆ...

旋盤に材料をセットします。材料の直径を正確に計測しておきます。そして、スローアウェイバイトをセットしたらその刃先を材料にギリギリ触れる位置に移動します(一皮剥いちゃってもいいですね)。総削り量は周回軌道のスタート地点と「往路」のY軸マイナス方向の最大値の差異です、これをプログラムの変数#1にセットします。あとはそのプログラムを、お気に入りのCNCソフトへロード、いつもどおりの手順でGO!

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