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ミニ旋盤 基本的な使い方

さて旋盤も使ってみよう編です。

 

材料の取り付け、計測器の設置、削り、穴あけ・・・これらの作業のテクニックを、可能な限り動画で紹介したいと思います。

 

適度な回転速度なんて目で見て覚えるのが一番早いですからね!あくまでも筆者はこうしているという事例に過ぎませんが、逆に言えば工具メーカー等が出している回転数、切り込み、送り値のデータはC3クラスの旋盤には合致しません。

 

そういう意味では、少しは意義のある資料集になりうるのでは、と考えています。

 

では、どうぞご覧下さいませっ!

 

こんな情報が欲しいなんていうリクエストも大募集中です!

 

350mmフライス盤/旋盤 (3/4馬力モーター)




350mm卓上旋盤(カバー/トレー付き)


立形マシニングセンタ V33i (1/20スケールプラスチックモデル組み立てキット)


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趣味のミニ旋盤 基本的な削り方記事一覧

旋盤の特徴は、「材料そのものが回転する」ことです。大抵の場合は丸棒を材料に使用しますが、それなりの高速(毎分100回転~2,400回転)で回転するため、その取り付けが緩い芯が出ていないと、旋盤が振動して美しく正確に切削できない、材料が脱落して危ない、などが発生します。まずは正しく確実かつ正確に材料を取り付けましょう。ほとんどの場合、材料はこの画像の「三つ爪チャック」で掴みます。3か所に四角い穴があ...

旋盤は円筒形のものしか削ることができません。しかし、周囲を見回すと多くの機械、道具、工芸品がいわゆる「円筒」でできていることがわかります。機械部品を例にとればローラースキマ調整用のスペーサー、カラー支柱類エンジンのバルブ、ピストン各種ピンなどがそれに当たります。これらは手動、自動の差はあれど旋盤で加工されています。そしてその部品の多くにはセンター穴があけられていることに気付くと思います。そう、旋盤...

旋盤は円筒形のものしか削ることができません。しかし、周囲を見回すと多くの機械、道具、工芸品がいわゆる「円筒」でできている・・・ことは、「穴あけ加工」でもご説明した通りです。特に、円筒形の中心に穴を開ける理由は非常に多く、ちょっと考えただけでもローラーなど回転する円筒の心棒を通すためネジを通してカラー・スペーサーとして使うため液体や気体を通すためなど、いろいろな用途があります。旋盤は、円筒型パーツの...

さあお待ちかね?外丸削りです。外丸ってなんじゃ、と思いますがキチンとJISで定義されており、それによれば工作物の外周を円筒形に旋削することだそうです。つまり、工作対象物である円筒をチャックに掴み刃物でアルバイトをあてて外周を円筒形に削る加工を指すわけです。なーんだ、普通の旋盤の使い方じゃん!と思ったあなた、その通り。でも、美しい仕上がりの切削面を得るためには、それなりのコツとテクニックが必要になる...

突っ切り。旋盤作業における最後の加工となる場合が多いです。真剣バイト、左片バイトを駆使し、ノギスをあてながら慎重に慎重に加工を行ってようやく削りが完了!丸棒の先端から、加工部分を切り落としておしまい、の大トリの作業です。が!この突っ切り、とにかく「苦手」だという方が多いです。失敗するとバイトが材料に引っ掛かり、場合によっては加工対象物がチャックから外れたり、バイトが大きく食いごんでせっかくの加工が...

ねじ切り。ネジなんでダイスで切ればいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、旋盤でネジをきることができるといくつかの大きな利点があります。どのようなピッチ、サイズのネジでも自由に切ることができる。だから、高価なダイスをそろえなくてもいい。びしっと芯の出た正確なネジを切ることができる。意外とダイスは(ねじ山が短いときは顕著に)曲がります。特にバイクのステムシャフトのように複数のサイズのネジがあるパ...

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