仮組み。
もういちど表にでて、カラーを合わせます。
とりあえず及第点の加工精度がでた模様。
うん、このまま走れそう。
フロントを浮かせた状態でタイヤをつかみ、勢いをつけて回した際に空転する量が倍くらいになりました。
つまり、以前よりも正確なセンターが出て不要なブレーキに引きずりが解消されたということになります。Good。
このまま試走(おいおい)。
で、試走してまいりました。
ブレーキのタッチは大幅に改善されました。パッドがディスクを掴む瞬間、離す瞬間がスパッスパッと決まります。
これは次の走行会楽しみだ(でも俺、あんましバイク乗るの上手じゃないんだよな)・・・楽しい楽しい(変態だ)外周切削はまたの機会に。今日はここまで!
あれ、来週2泊でツーリングだよね、俺。このままで行っちゃうのか?なんてスパルタンな。
中間後日談(日本語になってない)。
この殺人サポートのまま、走行距離1,000kmというちょっと長めのツーリングに参加してまいりました。
結果的に今まで私を悩ませていた右ローターの奇妙な焼け、パッドのガタツキ・異音、甘いタッチなどすべて解消されました。これは一枚板タイプがよい、ということではなく、キャリパの平行度・センター位置が極めて重要であることを示しています。
キャリパーとサポートに挟む「シム」が商品化されています。
これを挟んでより正確なキャリパーセンターを出そうというアイテムです。
このシムの良し悪し(センターは出せても強度がうんぬん、など)はよくネット上でも話題になりますが、
剛性を語る前に、まずキャリパーのセンター出しなさいよ、というのが私の感想です。
あ、お前の感想なんて聞いてない?こりゃまた失礼・・・
本番製作です。
プロトタイプテスト?も順調に済み、いよいよ本番サポート(勝負サポート?)を切り出します。 サポートの厚みは市販モノより厚めの12mmに決定。
いつものとおりバンドソーで切り出して。
削ります。
とりゃーーーー!(30分後)
ボルト穴、及びボルト沈め穴はヘリカル切削を行います。常にZ軸方向へ負荷が掛かるため、主軸ベアリングの負担が高そうです。常にオイルを呉れてやりながら切削を見守ります。
削ります・・・。
たあぁーーーー!!(3時間後)
ひたすら見守ります。ときどき気まぐれに切削油を入れます。エマルジョン系(つまり木工ボンド?)の水溶性切削油が調子よいようです。まったくさびません。不思議です。
まだ削ります・・・!
せぃやーーーー!!(5時間後)
・・・暇をもてあましプレステやってます。もっとでかいフライスならスピンドルがんがん回して送り速度もどっかんどっかん早くするんだろうけど、私のマイクロマシンでは無理。のんびりやるのです。
今はさらに改造してもっと早く削れますが、この頃は最大主軸回転数350回転/分でしたから、そりゃ時間かかるよなあ。懐かしい。