280V電源の確保。
次は電源コンバーターです。100V単相をMAX280V単相にコンバートします。
エレ・メカ・ホビーショップSECさんより、必要なパーツを入手しました。セットで販売して頂けるので、非常に助かります。
あとは配線(2sq)とボックス代わりのタッパケース、これはホームセンターで入手しました。
電源コンバーター組み立て。
グルーガンを使用してコンデンサを適当に纏め、念入りに配線を半田付け。
電源コンバーター完成。
安全装置のブレーカーを噛まし、入念な絶縁処理を施した上で(写真は絶縁処理前)このようにタッパに収めます。
組み立ては何にも問題ない、工作大好きなここを見るような方であれば恐らく誰でもできる・・・と思うのですが・・・
注意!極めて高圧な電気がコンデンサに溜められます。これはコンセントを抜いても残ります。感電すると命に関わりますから(200Vは半端ではない!)、自分もやってみたい!という方はどうかこのサイト以外の、専門書や関連知識のある方のフォローを受けてください。
真似をされてなにか起きても、私はまったく責任を取りません。どうか、お願い致します。
電源確保!
と、いうことで配線などは省略致します。
全てがうまく結線できていれば、このように三相200V入力のインバーターを起動することが出来るわけです。
これはすごい。
あっという間に・・・
無事完成です!
でかいでかいと思っていたこの汎用モーターも、見慣れてくると気になりません(?)。
インバーター、コンバーターはとりあえず背後の棚に置いておきます(赤枠内、いいのか?)。
350→1800
少しずつ周波数を上げ、全開でおよそ1800回転。成功です!
さらにインバーターをいじれば倍速も可能です。試しましたがおっかなくて近寄れない・・・
懸念の音は「しゅいーーーーん」という高周波音のみ、ギア時代のガラガラ音と比較するまでもなく恐るべき静粛性です。これならば夜の切削(なんか意味深な響き)も問題ないでしょう。
驚くのは汎用モーターのバランス、この回転数で微動だにしません。ビビリ、振動まったくなしです。すばらしい精度でバランス取りされているのでしょう、日本産業の底力ですね。
さて、これでようやくモーターに不安がなくなりました。現時点では単にパワーがまして回転数が上がっただけですので、切削精度が向上したわけではありません。今後は剛性強化に着手する見込みです。
お付き合いありがとうございました!
PS.でも、やるならブラシレスモーター化がお勧めですよ~