Y軸。ですが・・・
なんじゃこりゃーーーー!!
ボールネジ取り付けブロック、沈め穴を削っている最中、X軸のボールネジを固定しているイモネジが緩みこんなありさまに・・・。
ほったらかして工作室を出ていた私が悪いのですが。
さて、どうしよう?これでお釈迦、というのもエコじゃありませんよね。「鉄ならでは」のハンダによる修正を試みます。
修正中・・・
幸いにもボルト座面まで被害は及んでいませんでした、ルックス上の問題だけですね。
この部品のサイズ(50mm×40mm×30mm)では、ハンダごてで熱していてはらちがあきません。
奥さんの目を盗んで台所に侵入、ガスレンジで部品ごとあぶります。落としておいたハンダ粒がとろけた頃合にずずずとハンダを流し込みます。
リカバる。
固まった後に軽くフライスで面をなで、ベルトサンダーで仕上げればこの通り。
意外ときれいに仕上がります。リトライできるって素敵ですね。やれやれ。
できた。
沈め穴を削りなおして(今度はイモネジをちゃんと増し締めして!)、無事加工終了。
ボールネジとあわせて取り付けてこの通り。 もうすぐ平面2軸が完成します
Y軸ユニット取り付け。
今日はY軸ユニットの取り付けを行います。
ここまでいろいろ作ってきて、ようやく自分の嗜好を確認しました。私、削り出し&シャフト結合が好きみたいです・・・。
ものを作ればカラーが必要になる、と思っておりましたが他の方のサイトを見てもそれほどカラーを多様していません、こりゃ単なる私の趣味だ。・・・ということで、Y軸ユニットもシャフトで結合します。
取り付けシャフト。
長いシャフトになりますので、12mmのSC45丸棒を切り出し、長さをそろえ、端面に穴をあけネジを切ります。温度が上がって焼きが入ることさえ注意すれば(高価なバンドソーの歯が駄目に(涙))、加工は意外なほど楽です。
そしてレンチをかませる面をちょいと削って・・・ひどい写真、ゴメンなさい。
取り付けシャフト完成。
出来上がったシャフトとスタッドボルト。
12mmのシャフトの片面を1mm削れば11mmのレンチで締め付けることができます。
スタッドボルトは6mmのSCM435ネジ(いわゆるmonotaroネジ)を切断して作成。
Y軸ユニット組み付け。
2セット作成したシャフトを組み付けます。
個人的にシビれます、もうたまりません(わかってくださいなんて世間知らずなことは言いません)。これでもかなりの強度があります。
多少手でゆすってもビクともしません。もちろん、ぐりぐり動かしてもたわみなんて一切しません。大丈夫。
Y軸完成。
さあ、平面2軸が完成しました。
この時点でもガンガン削れます、ギュンギュン動きます・・・がもうひと踏ん張り、次回はZ軸を。
またシャフトが登場します。