動機と構想。
面白いものでフライスの出番が増えると旋盤の出番もまた増えます。
厚モノの板から贅沢にほとんどを切り粉としつつ削りだし。。。などということはせず、必要最小限の板からフライスでパーツを削ればその分正確なカラーが数多く必要となります。せっかくフライスがCNCで正確な切り出しを可能としているのだから、カラーで精度を下げるわけにはまいりません。
こうなりゃやるしかないでしょ。
ということで・・・旋盤もCNC、やろうぜっ!
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まずは観察・・・
こいつが哀れ実験台となる愛機FL350E。
かれこれ6年のお付き合いです。あれ、そろそろ買い替えの時期ってこと??
駆動用のステッピングモーターはX軸とY軸それぞれに取り付けます。主軸の回転とシンクロさせる予定はありません。なぜって、私の用途では旋盤でネジ切りを行うことはほとんど無いからなのです。ネジ切りはダイスでじゅうぶん。(後ほど、欲しくなります(笑))
Y軸の考察。
まずはトップスライド。Y軸です。
さて、どうしたものか、と思いつつ軽くバラすとなにやら使えそうなネジ穴発見。これを利用しましょうか。
X軸の考察。
X軸は親ネジを回します。
こいつはどうしよう、恐らく左サイドの自動送り機構をバラし、そこにカップリングとモーターを設置するしかないでしょう。うーん、自動送りをツブすのか。取り外し可能な構造にして使い分けるしかないですね。
ステッピングモーターの取り付けは。
本来はこんなプレートで自動送り用のギアが組みつけられています。
このプレートを模して、ステッピングモーターを固定するプレートを自作しましょう。