組み付け。
できあがった自作カップリングをパカッと挿し込み、そして・・・
試運転。
X-1CNCのY軸ユニット改めFL350-CNCのX軸ユニットを仮付けします。
この状態でCNC制御基盤と制御用PCを起動、Jogモードで動作確認を行います。
・・・どうも自作カップリングがよくないようです。振れがかなり出ていて動きに渋さが残ります。ここはやはり市販のカップリングを使用するべきなのかも。うーん、カップリングは自作しようと思っていたのですが切削品質に直に関わるところですから悩みます。どうもイモネジで2ヶ所から押すと微妙に芯がずれるようです、確かに当たり前だ(3ヶ所で押せばいいのか?)。
でもまあ、動きそのものはスムースです、スライドがぐりぐり動いて楽しいです。
試験切削。
あれ?ここまで動くってことは?
思い立ってGコード(10mm左に動いて、戻るだけのもの)を作成、動かしてみました。
すると、動いた動いたっついでに削れた!
仕上がりはこのとおり、なかなかの鏡面っぷりです。主軸と送りが完全に分離されたからでしょうか、持病だと思っていたさざ波のような共振によるビビリがまったく発生しません。
仮付けしたモーターで仮切削とはいえ、先が楽しみ。これだから工作はやめられません。