カラー。
さあ、ハードウエアの組み立てラストスパートです。
なぜかカラーを多用するKow流構造、今回もカラーをどんどん切り出し・・・
カラーは光らせましょう。
目の細かい耐水ペーパーで軽く表面を整え、例によってネバります。
今回は真鍮は使わず(切らしてました)、オールアルミで構成します。 美しい。
Y軸完成。
できたカラーと自家製カップリングを組み合わせ、Y軸の完成です!
カップリングの位置を追い込みました。カップリングは自作、作成レポートは別途アップしますね。
ハンドルもつけましょう。
さすがに旋盤は手回しが出来ないと困ってしまうので、ハンドルをつけなければなりません。しかし使用してるモーターが片軸です。
両軸のモーターを新たに購入してもいいのですが可能な限り手持ちのパーツを活用します。アマチュア金属加工仲間の方々のアドバイスを生かし、モーター背面のラベルを切って軸の後端を出し、そこにネジ穴をきることでハンドルを取り付けることができました。ちょいと見た目は華奢ですが、突っ切りも可能です。
X軸も完成。
X軸にも自作カップリングを仕込み、完成させます。
これでC-1CNCもたびたび分解されなくて済むようになりました。
完成。
以上でFL-350CNCのハードウエアは完成です!
ちょっと時間が掛かってしまいましたが、最近以前にまして元気が出てきた息子(2歳)の相手をしつつですので、やむを得ません。あとはケーブルを繋いで、各部を調整していよいよ試し切りとなります。こりゃ、楽しみ。
ラジコンのパーツとオートバイのステムシャフトの製作依頼を受けていますから、先を急がねば。旋盤とフライス、共にCNC化できれば、私が作成したいものほとんどが具現化できることでしょう。
改めてX軸。
X軸、長手方向です。
アルミプレートを多用したモーターマウントはいつものとおりです。残念ながら親ネジそのものがたわんでいるため、送ると多少首を振ってしまいます。
対策には頭を痛めましたが、結局マウント全体がしなって振れを吸収するという免震構造?で逃げました。
改めてY軸。
こちらはY軸。
X軸・・・とX-1CNCのXYZ軸と基本構造は変わりありません(いや、同じ)。旋盤は手動で軸を動かせないと話しにならないので、前述のように軸にネジを切りハンドルをつけてあります。中古で両軸のモーターって、出物が意外と少ないですよね。
そしてカップリング。
X軸、Y軸共に自作のカップリングを組み込んでいます。いろいろ試したのですが、材質は真鍮となりました。今のところノートラブルで動いています。
そろい踏み。
これでX-1CNCとFL-350CNC、2つのCNCマシンが完成しました!
次回は試験切削です。ぜひ、手動では不可能な倣い削りを実現したいものです。高価な旋盤用CAMを使用せずどこまでやれるか・・・乞うご期待、です。