自宅CNC(コンピュータ数値制御)にチャレンジだっ!
CNCなんて遠い世界?趣味の世界ではいらない?
いえいえ、そんなことはありません。小さく非力で剛性の低いマシンこそ、CNCの独壇場なんです。
CNCで削ることよりCNCそのものが楽しくなっちゃうかも?ぜひ、その目くるめく世界へ飛び込んでください。
自宅CNC、やろうぜ!
CNCなんて遠い世界?趣味の世界ではいらない?
いえいえ、そんなことはありません。小さく非力で剛性の低いマシンこそ、CNCの独壇場なんです。
CNCで削ることよりCNCそのものが楽しくなっちゃうかも?ぜひ、その目くるめく世界へ飛び込んでください。
自宅CNC、やろうぜ!
実は、旋盤と比較してフライス盤はあまり使用していませんでした。なんといっても段取りに非常に多くの時間が掛かります。旋盤だって段取りは必要ですが「段取り:切削レシオ」(?)を比較すると、 旋盤以上にフライス盤は効率が悪いのです。時間の限られている私は、なんとか切削の自動運転化を実現したいと考えていました。フライス盤を趣味とする方々のなかで、手持ちのフライス盤をCNC化する方やCNCフライス盤そのもの...
X-1をはじめとした、いわゆる家庭用マイクロフライス盤の泣き所。それは主軸の駆動系です。コストダウンのため、残念ながら樹脂製のギアで構成されています。またモーターも非力でちょっとした負荷ですぐ止まってしまいます。手加工であれば止まったらリスタート、で済みますがCNCの場合は主軸が停止しても各軸は動き続け、最悪の場合高価なエンドミル破損を引き起こします。根本解決は先送りにして(笑)、まずはお手軽に・...
リリース当初こそいろいろ言われてしまいましたが最近ではむしろ好評価のX-1、「手の届かないツール」であったフライス盤の敷居を一気に下げてくれた功績は大!さらに意外と(失礼)本格的な作りは改造のベースとしても適しており、特にCNC化のベースモデルとして巷では大人気。多くのビルダーがX-1CNCを製作しています。もちろん、私もその一人です。しかしながら駆動系はじゃっかん物足りなく、80wの主軸モーター...
モーターもデカくなった。並行して実施したZコラム強化の成果もあり、鉄もかなりのペースで削れるようになった今、さて、いろいろガンガン製作したる!と思うのも無理のないこと。まずは精密バイスに手をつけたのですがなかなか思うように行きません。なにが?ぜーんぜん精密に切削できないのです。いや、今まで気にならなかった加工誤差が我慢できなくなってしまいました。一番の理由はバックラッシュ。二番目の理由がアリ溝をき...
ボールネジ化してかなり使い勝手がよくなったX-1-CNCですが、多少の不満が特にY軸を中心に出てしまっています。ひとつはY軸のボールネジがむき出しなため、切り粉が気になり作業に支障が出ています。(X軸は構造上テーブルの裏面に隠れているため差し支えありません)ふたつめはコレは各軸共通なのですが、ダブルナットによるダブルベアリングの固定がうまくありません。ネジのピッチが荒い事もあり、ダブルナットの固定...
私にとって、先日のフライスCNC化はそれはそれは衝撃的な作業でした。さまざまな方のご尽力を得て、あっという間に素人がCNCフライスを手に入れてしまうことができ、不足(不満、ではない)の多かったX-1がCNC化により生まれ変わりました。このツールを手にしたことで、私の脳内プランがPCを経て実態化する、という一連のプロセスが完成したわけです。(※管理人注:当時は3Dプリンタなんて影も形もなかったのです...
オリジナルマインド製CNC基盤QUATTORO-1を使用したX-1CNCと、FL350E-CNC。使い勝手のよいサイズと相まって抜群の生産性を発揮しています。そして同時に購入し使用しているステッピングモーターは、安価でかつ非鉄金属の切削であればじゅうぶんな性能を発揮します。コストパフォーマンスは最高です。しかしひょんなことから、もう一回り大きいモーターを5つ入手してしまいました。こいつを使って、モ...
通常、我々が手にすることができるフライス盤はX,Y,Zの3軸ですね(主軸は数えません)。たいていの場合はこれでコト足りてしまうのですがl、どうしても作業場段取りを考えるともう無花果・・・ちがう、一軸欲しくなるときがあります。フライス盤暦も長くなってくると、ロータリーテーブルのひとつやふたつ持つことになりますが、このロータリーテーブルの動きを数値制御、つまりNC化しましょうというのがこのテキストの目...
フライス盤の精度を飛躍的に向上させるパーツといえば、リニアガイドとボールねじ。リニアガイドはアリ溝の代わりになるもので、これをフライス盤に組み込むことはなかなか困難です。ベースから作り直したほうが良いかもしれないくらいの難易度。それに対しボールねじは、市販のフライス盤に初めからついている台形ねじと交換するだけですから、それなりに自作に慣れている方であればそのインストールは比較的容易です。わたしのX...