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フライス盤をCNC化してみようぜっ

実は、旋盤と比較してフライス盤はあまり使用していませんでした。なんといっても段取りに非常に多くの時間が掛かります。

 

旋盤だって段取りは必要ですが「段取り:切削レシオ」(?)を比較すると、 旋盤以上にフライス盤は効率が悪いのです。時間の限られている私は、なんとか切削の自動運転化を実現したいと考えていました。

 

フライス盤を趣味とする方々のなかで、手持ちのフライス盤をCNC化する方やCNCフライス盤そのものを作ってしまう方がいらっしゃることは存じ上げていました。しかし、私の手が届くものではない。

 

ところがある日・・・

 


ミニフライス盤をCNC化してみようぜっ記事一覧

ある日、こんなサイトを見つけてしまいました。株式会社オリジナルマインド。な。な。な。なんと、CNCマイクロフライス盤を10万円台で売っている!!!いやまて、CNC基盤とステッピングモーターのセットまで!!!なんてこった、なにからなにまで手に入るじゃないか。。。インターネットって凄い!こっこれはもうやるしかない。一応、大学生のときは制御工学を学んだし、今は現職のシステムエンジニアだ。プログラムだって...

CADで図面を引きCAMでGコードを生成して。そんでもって手で切り出す。 だってまだ肝心のフライス盤が手動ですから・・・前回書いたプレートの図面をプリンタで印刷します。実寸で印刷することができます、まあ厳密に言えばズレがあるのでしょうがわたしに要求されている精度では問題ありません。 上に見えるステッピングモーターと、右に見えるフライス盤テーブルのパーツを結合します。

次はステッピングモーター用のカラーを作成します。真鍮の8mm棒を使用します。これまたなぜ真鍮かといえば、手元に転がっていたからです。5mmの貫通穴を開け、37mmの長さで切り出します。たいした加工ではありませんが、ここの精度は重要ですから慎重に慎重に。。。

今週はY軸の仮付けです。で、とっととカラーを切り出して、組みつけてしまえばもうY軸ユニットが完成。X軸とY軸が同じ構造だと作りは楽ですが、読んでても楽しくないですよね。しかも見た目まったく区別つかず!実は写真も使いまわし!(うそです)ちなみにカラー作成の手順は以下のとおりです。長い真鍮丸棒を磨き、長いままチャックに咥える。テールストックにはセンタードリル、ツールポストには突っ切り。センタードリルで...

【FYH(日本ピローブロック)】 クリーンピロー UFL 08 【 送料無料 一部地域を除く 】価格:1,512円(税込、送料込)先週の宿題を片付けます。ワークテーブルとモーターユニットの本付けを行います。 購入して届いたひし形フランジベアリングユニット。止めネジ方式で十分な固定ができるのか非常に不安ではありますが、まあやってみましょう。こだわり過ぎると進みませんので・・・

さて、話はZ軸へ。可能な限り、X-1本体への加工は避けたいので、ありものの穴を利用します。Z軸はトップカバーを外すと3mmのネジ穴が4つ現れます(四隅に見えますか?)。ちょいと強度的に不安がありますが、これを利用してみましょう。ちなみに、X-1の同型機・・・兄弟機・・・コピー機・・・は多数あります。また、X-1も1型から3型まで存在が確認されており、お手元のX-1には、この穴がない可能性もあります...

これで完成!!とはいかないのがこの世界。カスタムバイクもそうなのですが、実は「組みあがってからがスタート」なのです。組みあがった状態は単に「動く」だけであり(これはこれで大事なことですが)「快適に動く」ためには各部の調整が必須となります。作るために費やした時間と同等かそれ以上時間を掛けるべき作業です。キャリパーサポートのデザインと設計、Gコード化は既に完了しています。およそ1時間30分程度の稼働と...

次は恨みのベアリング穴を開けてみます。10mmの2017S板材に外形28mmのベアリングを圧入します。1.5mmだけリップを出します。リップの反対側は、あとから旋盤でCリング穴を切る予定です。28mmともなると、さすがにドリルでは開け切れません(油圧ラジアルボール盤でもあれば話は別)。またベアリングはずれ防止のリップを残すとなるともう、CNCフライスの独壇場です。さささっとGコードを作成し・・・

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