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X軸から。
次はステッピングモーター用のカラーを作成します。
真鍮の8mm棒を使用します。これまたなぜ真鍮かといえば、手元に転がっていたからです。
5mmの貫通穴を開け、37mmの長さで切り出します。たいした加工ではありませんが、ここの精度は重要ですから慎重に慎重に。。。
磨くと真鍮は綺麗です。
切り出したカラーを軽くネバダルで磨けば、ほらこの通り。ネバダルはひと缶持ってれば数年持ちます、ぜひお手元に。
たんなるカラーですが、旋盤で切り出すと垂直がビシッと決まって組みつけたときの「気持ちよさ」が違います。ホント、フライスと旋盤は「セット」なのですね。
仮組です。
でそろった部品を組み立てます。
むむむ、なかなかワクワクする仕上がりっ。この精密さ、華奢さはバイクパーツではない感覚ですねえ。ご飯3杯は行けますっ!ロボット作ってるヒトは楽しいんだろうなあ。
仮装着です。
X軸にステッピングモーターが装着されました。
とはいえまだまだ問題がありまして・・・
しかし問題が。
・ハンドルが付かないけどいいの?
・送りねじとテーブルの固定をどうする?
後者が特に問題で、モーターに負担を掛けず送りねじをテーブルに固定する方法がまだうまく思いつきません。もともとX-1は、ハンドルそのものを使用してテーブルと送りねじを固定する構造となっており、ハンドルを取っ払っちゃった都合上今のままでは負担がモーター主軸にもろに掛かります。そしてモーター主軸はミリ単位で前後に動きますから、正直このままでは使い物にならんのですね。
うまい手を考えましょう・・・しかしキリコで汚い、次回までに片付けておきます。