まずはダウンチューブから。
まずは中古パーツをあさります。
なんと100円で落札できたZX10(古い方よ)のダウンチューブを使用してエンジンを支えることにしましょう。
仮組してみます・・・。なんとなく、装着できちゃいそうな。
マフラー、ラジエター&オイルクーラー、ウォーターパイプを取り除いて仮組みしてみます。この時点で発覚した問題点は次の通り。
・シリンダー前部のウォーターパイプがダウンチューブに接触する
・オイルクーラー装着に難あり
・900R用マフラーがダウンチューブに接触する
このあたりはZZRよりパーツを持ってきます。まずはNinjaエンジンのままでのダウンチューブ装着を試みるのです。
一気に、はできませんからね。
スキマチェック1。
フレームとダウンチューブ、車種が違いますので当然隙間が開きます。ここを自作削り出しパーツで接合するのです。
まずはヘッドパイプ部分。これなら何とかなりそう。この画像は左側ですが、右側も似たようなもんです。
スキマチェック2。
下部左側面。
ちょいと大きめのスペースが開いてますが、2017Sの20mm板からの削りだしで強度・見栄えともにイケると思います。
スキマチェック3。
こちらは右側。
左よりは楽そう。へー、ZX10のダウンチューブって左右で長さ違うんだ・・・あとで調べたら、サイドスタンドユニットがここに付くらしい、です。
じゃ、スキマ埋めます。採寸から。
いつものとおり、信じられないほどいいかげんな採寸をします。
といいますか、単なるいい加減・・・ではなく、エンジニアリングプラスチック・・・ではなく古いまな板(!)を切り出してケガキを付けアタリをとり・・・
仮組み。
こんな感じでどうでしょう?
プロトタイプ完成(?)。
ちなみに厚みは15mm(参考になる方、い・・・ませんね?)。
はい、これでプロト作成完了!(けっして投げやりになっているわけではありません)
材料の切り出し。
さて、秘密兵器?のご紹介、その名もREXOSバンドソー。なんとその価格、ホームセンタードイトで29,800円。
え、こんな安くて使えるんですか?そう思って購入してみました。プラスチックのボディで付属のバンドソーも木工用があるのみ。ラインナップにも金属用の歯は見当たらず。困ったなあ、と思いつつためしに2017Sの20mm板を切断してみると・・・
REXOSバンドソー。
なんとあっさり切断可能。
さすがジュラといえど軽金属、ナイス切削性。騒音はひどいですが切れ味はまずまず。REXOSバンドソー、アマチュア金属加工家なら必携ですね!
(ウソだと思うなら、20mmの2017Sを弓ノコで切ってみよう・・・)