- 1/72 パンター系後期履帯-連結型(スプロケットセット)[3Dプリンタ出力品]の作り方 How to assemble 1/72 Panther late type combined track Links & Drive wheels ,Idler wheels Set
- 組立に必要なもの What you need for assembly
- パーツ構成 Parts composition
- 組立(assembly)
- ポイント ドラゴン社のキットと組み合わせる場合 When combined with a Dragon kit
- ポイント ヴェスピッドモデル社のキットと組み合わせる場合 When combined with a Vespid Models kit
- 最後に Finally
- 販売サイト
1/72 パンター系後期履帯-連結型(スプロケットセット)[3Dプリンタ出力品]の作り方 How to assemble 1/72 Panther late type combined track Links & Drive wheels ,Idler wheels Set
本ページは、自作野郎工房の開発した3Dプリンタキット「1/72 パンター系後期履帯-連結型(スプロケットセット)[3Dプリンタ出力品]」について概要をまとめたものです。
This page is a summary of the 3D printer kit "1/72 Panther late type combined track Links & Drive wheels, Idler wheels Set" developed by the self-made bastard studio.
3Dプリンタキットは市販のプラスチックモデルと異なり、取り扱いに特徴があります。本キットを完成させるために必要なポイントについて解説致します。まず注意事項です。
Unlike commercially available plastic models, 3D printer kits are unique in their handling.I will explain the points necessary to complete this kit. First of all, there are notes.
- このキットは1/72 パンター系後期履帯-分離型と異なり、3Dプリンタキットの初心者でも容易に作成できます。
- This kit is easy to create even for beginners of 3D printer kits. li>
販売サイト You can buy from this links
ヤフーオークション
Amamzon
eBay
製品概要 Product Summary
- 1/72スケールのWW2ドイツ軍戦闘車両 パンター系列車両の後期型に適合する、履帯と起動輪、遊動輪のアップグレードキットです。
- 「ドラゴン 1/72 第二次世界大戦 ドイツ軍 Sd.Kfz.171 パンターG 後期型 プラモデル DR7206」「ヴェスピッドモデル 1/72 ドイツ軍 5号戦車 パンターG型・FG1250 赤外線暗視スコープ プラモデル VPM720008」に対応することを確認しています。他のキットに関しても、起動輪・遊動輪の取り付けさえできれば組み合わせることは可能です。
- 履帯のすべり止め、肉抜き穴を再現しています。起動輪、遊動輪も実物の写真をもとに精密に再現しています。
- 1台分の履帯が含まれています。
- 1/72 scale WW2 German fighting vehicle An upgrade kit for tracks, starting wheels, and floating wheels that fits the late model of the Panther series vehicle. li>
- " Dragon 1/72 World War II German Army Sd.Kfz.171 Panther G Late Plastic Model DR7206 " "Vespid Model 1/72 German Army No. 5 Tank Panther G Type / FG1250 Infrared Night Vision Scope Plastic Model VPM720008 ". Other kits can be combined as long as the starting wheel and floating wheel can be attached. li>
- Tracks are limited to non-slip and lightening holes. The starting wheel and floating wheel are also precisely reproduced based on the actual photographs. li>
- Includes 1 tracks. li>
注意事項 Notes
- このキットに含まれるのは以下の写真にあるパーツです。
- 本キットにはパンターのキットは含まれていません。別途購入の必要があります。
- This kit includes the parts shown in the picture below. li>
- This kit does not include the Panther kit. Must be purchased separately. li>
組立に必要なもの What you need for assembly
3Dプリンタキット「1/72 パンター系後期履帯(スプロケットセット)[3Dプリンタ出力品]」を組み立てるためには、以下が必要です。
1.薄刃ニッパー Sharp Pointed Side Cutter
本キットのパーツは極めて繊細です。パーツを切り出すためには模型用の薄刃ニッパーが必須です。A thin blade Side Cutter is indispensable to cut out the parts.
以下のニッパーを推奨します。以後で紹介する組立ガイドでは、本製品を使用しています。I recommend this.
タミヤ クラフトツールシリーズ No.123 先細薄刃ニッパー (ゲートカット用) 74123
タミヤ模型がリリースする、模型用薄刃ニッパーです。刃が薄く、履帯とサポートの隙間に差し込むことができます。このニッパーでなくても組み立ては可能ですが、同等の薄刃を持つニッパーが必要です。
パーツ構成 Parts composition
3Dプリンタキット「1/72 パンター系後期履帯(スプロケットセット)[3Dプリンタ出力品]」のパーツ構成を解説します。I will explain the parts composition.
1.履帯 Tracks
①履帯 Tracks
②予備履帯 Spare Tracks
ボーナスパーツ Bonus parts
- シャックル Shackles
- 車体後部用ワイヤー押さえ Wire holder for the rear of the car body
- OVM
- ワイヤーエンド Wire end
組立(assembly)
3Dプリンタキット「1/72 キングタイガー履帯-連結型(スプロケットセット)[3Dプリンタ出力品]」の組立方法を解説します。I will explain the assembly method.
1.パーツの切り出し Cutting out parts
ニッパー等を使用し、2つセットの履帯をバラバラに切ります。
2.サポート(大)を切断する
履帯の左右についているサポート(大)の上部をニッパーで切断します。ニッパーを抉るとパーツが破損する恐れがありますので、丁寧に切断してください。
次にサポート(大)の下部をニッパーで切断します。
この手順を繰り返し、すべてのサポート(大)を切断します。
3.サポート(小)を切断する
よく切れるデザインナイフ等で、サポート(小)を切断します。
履帯に残ったバリは、手で折り取ることができます。
遊動輪の隙間の赤丸部分もサポートですので取り除きます。ピンセット等でつまんで折り取ると綺麗に取り除くことができます。
2.転輪を挟み込む
転輪を組み立て、履帯の間に挟みます。この時点では履帯と転輪を接着しません。
3.車体への取り付け
遊動輪(車体後ろ側)から、車体の軸に転輪を差し込んでいきます。履帯を破損させないように丁寧に取り付けます。
この際、ピンバイス等で転輪の取り付け穴を拡大しておくと、作業が容易になります。本記事に後述されている「ポイント」を参照してください。
4.起動輪・遊動輪の接着 Adhesion of Drive wheels and Idler wheels
取り付けが完了したら、瞬間接着剤を流し込み、起動輪・遊動輪を接着します。この作業は任意です。接着しなくても構いません。If necessary, glue the drive wheel and idler wheel together.
以上で履帯の車体への取り付けは完了です。The work is completed.
ポイント ドラゴン社のキットと組み合わせる場合 When combined with a Dragon kit
本3Dプリンタキット「1/72 パンター系後期履帯-連結型(スプロケットセット)[3Dプリンタ出力品」は、履帯、起動輪、遊動輪とボーナスパーツのみを同梱しています。
戦車本体、ドラゴン社、または他社のキットを別途購入・使用する必要があります。また、一部パーツには加工が必要となりますので、その方法等を解説します。
適合するドラゴン社キット
例として、以下のキットと組み合わせることができます。
ドラゴン 1/72 第二次世界大戦 ドイツ軍 Sd.Kfz.171 パンターG 後期型 プラモデル DR7206
ドラゴン社キットを使用する場合の加工個所
ドラゴン社のキットを使用する場合は、転輪パーツの加工を行うことを推奨します。
When using the Dragon kit, it is recommended to process the wheel parts.
キットの説明に従って、転輪を必要数組み立てます。Assemble the required number of wheels.
転輪の軸穴をピンバイスで拡大します。これは転輪の差込を緩めにし、容易に転輪を直列に配置できるようにするためです。私自身の実績では、1.6mmのドリルで拡大するとうまく行きました。Enlarge the shaft hole of the wheel with a pin vise. This is to loosen the insertion of the wheels so that the wheels can be easily placed in series. In my own experience, magnifying with a 1.6mm drill worked well.
軸穴を拡大した転輪を車体に差し込みます。塗装等を考慮し、接着しません。Assemble them.
ポイント ヴェスピッドモデル社のキットと組み合わせる場合 When combined with a Vespid Models kit
本3Dプリンタキット「1/72 パンター系後期履帯-連結型(スプロケットセット)[3Dプリンタ出力品」は、ヴェスピッドモデル社のパンターGと組み合わせることもできます。
本キットは1/72パンターの決定版といわれるものであり、そのディテールは素晴らしいものです。ただ唯一泣き所が履帯、もちろん素晴らしい彫刻がなされていますが爪の肉抜きがされていません。
ぜひ弊社の履帯と組み合わせて、「究極のパンターG」を手に入れてください。
適合するヴェスピッドモデル社キット
例として、以下のキットは本3Dプリンタキット「1/72 パンター G(Panther G) フルインテリアキット ドラゴン用[3Dプリンタ出力品]」と組み合わせることができます。
ヴェスピッドモデル 1/72 ドイツ軍 5号戦車 パンターG型・FG1250 赤外線暗視スコープ プラモデル VPM720008
ヴェスピッドモデル社キットを使用する場合の加工個所
ヴェスピッドモデル社のキットを使用する場合は以下を下降します。
起動輪の基部を削り落とします。削る量は画像を参考にして下さい。基部装甲の面と同一面まで削ります。
遊動輪の軸を2mm程度切り詰めます。
内側、中央の転輪を接着します。きちんと直列が出るように気を付けてください。
本製品を取り付けます。
外側の転輪を接着します。
これで、ヴェスピッドモデルのパンターGへの本製品の取り付けは完了です。加工個所は見えないので、ご安心ください。
最後に Finally
以上で自作野郎工房の開発した3Dプリンタキット「1/72 パンター系後期履帯-連結型(スプロケットセット)[3Dプリンタ出力品]」について説明を終わります。
引き続き、1/72のドイツ戦車を中心にフルインテリアキット・アップグレードパーツを開発してまいります。
ぜひ、市販のプラスチックモデルにはないディープな世界をお手に取ってご確認ください。
This is the end of the explanation. I hope you enjoy it.